雰囲気づくりが上手い人がやっていること
女の子に「雰囲気づくりが上手いね」と言われることがよくあります。
でも、私は特に何かした覚えはないのです。
反対に「モテ部屋」なるものを作って女の子を招き、その結果「キモ」と言われている男もいます。気の毒です。
では、特に何もしていない私と、女受けを研究した部屋をキモいと言われる男とは何が違うのでしょう?
女の子が言う「ムード」とか「雰囲気」というものの正体は、女子自身の気分です。
女の子自身が「ムーディーだね」とかいったときには、たいてい薄暗い間接照明や、整ったインテリアや、いい香りや、肌触りの良いものがあります。
そうすると、男は[ムーディー、雰囲気がいい=おしゃれなインテリア」という公式を勝手に作ります。
今度はその勝手に作った公式に当てはまるように、部屋を作ったり行動したりします。
実はもうここでズレているのです。
男の頭の中では[ムーディー、雰囲気がいい=おしゃれなインテリア=女とやれる」が成り立っていますが
女の頭の中では[私がやりたくなるとき=おしゃれなインテリア=ムーディー]とはなっていないのです。
まず、元も子もない話ですが、どんなに雰囲気のいい場所でもその女の子にとって、あなたがナシな男だったら雰囲気ぶち壊しなわけです。
女の子の目には、空間だけでなく自分も写っていることを忘れています。
しかし、それよりなにより、ムーディーな雰囲気とは女の子の頭の中で勝手に作られるものです。
男が無理やりそうさせようとするのが一番遠く、女の子が自然にそうなるようにペースを合わせていく、というのが最も近道です。
リードしたり演出することも必要ですが、余分なことをしないのが最も重要です。